子どもの将来につながる「生きる力」を育てる|スワールキッズの5つのポータブルスキル(支援プログラム)

スワールキッズ奈良教室が大切にする5つのポータブルスキル。自己理解、感情と行動の調整力、生活習慣を整える力、他者との関わり、挑戦と失敗から学ぶ力を紹介

こんにちは。スワールキッズ奈良教室です。

スワールキッズでは、学習やSST、調理、制作、運動、外出など、毎日さまざまな活動を行っています。

「楽しそうな活動が多いですね」と言っていただくこともあります。

もちろん、子どもたちが「楽しい!」「やってみたい!」と思えることは、とても大切にしています。

でも、私たちがこうした活動を行っている理由は、それだけではありません。

一つひとつの経験を通して、子どもたちが将来、自分らしく社会の中で生きていくための力を育てたい。

そのためにスワールキッズが大切にしているのが、「ポータブルスキル」です。

目次

場所が変わっても、ずっと持っていける力

「ポータブル」には、「持ち運べる」という意味があります。

子どもたちは成長するにつれて、学校、進学先、職場、家庭、地域など、さまざまな場所で生活していくことになります。

環境が変われば、求められることも変わります。

だからこそ、特定の場所や決められた場面だけでできることではなく、環境やライフステージが変わっても、自分を支えてくれる力を身につけてほしい。

スワールキッズでは、そんな「持ち運べる生きる力」を、5つのポータブルスキルとして整理しています。

① 自己理解

まず大切にしているのが、自分を知る力です。

「これは得意」
「これはちょっと苦手」
「今、嫌な気持ちになっている」
「本当はこうしたい」
「ここは助けてほしい」

自分のことが分かることは、自分に合った方法を選んだり、人に助けを求めたりするための出発点になります。

スワールキッズでは、大人がすぐに答えを決めるのではなく、子ども自身が「自分はどうしたい?」と考えられる場面を大切にしています。

② 感情と行動の調整力

楽しい、嬉しいだけでなく、悔しい、腹が立つ、不安、悲しい。

生活していれば、いろいろな気持ちになります。

大切なのは、嫌な気持ちにならないことではありません。

自分の気持ちに気づき、そのときにどうすればよいかを少しずつ知っていくことだと考えています。

SSTだけでなく、ゲームで負けたとき、友達と意見が違ったとき、思ったように制作できなかったときなど、日々の実際の経験も大切な学びの機会です。

③ 生活習慣を整える力

時間を意識する、持ち物を準備する、片付ける、食事をする、身の回りを整える。

こうした生活の力も、将来の自立につながります。

調理プログラムも、単に料理の作り方を覚えるだけの活動ではありません。

手順を確認する、必要な道具を準備する、衛生や安全を意識する、友達と役割を分担する、完成まで見通しをもって行動する。

一つの活動の中に、たくさんの「生活する力」があります。

④ 他者との関わり(社会性)

人と関わりながら生きていくためには、自分の思いを伝えることも、相手の考えを知ることも必要です。

そして私たちは、何でも一人でできることだけが「自立」ではないと考えています。

分からなければ「教えてください」と言う。

困ったら「手伝ってください」と言う。

友達と相談する。協力する。時には人に頼る。

自分一人では難しいことも、周りの人や物、地域の力を上手に借りることでできることがあります。

そしていつか、自分も誰かの力になる。

そんな人とのつながりも含めた「自立」を目指しています。

⑤ 挑戦と失敗から学ぶ力

スワールキッズでは、失敗しないことより、安心して失敗できることを大切にしています。

やってみたけどうまくいかなかった。

では、違う方法ならどうだろう?

誰かに聞いてみようか。

少し手伝ってもらったらできるかもしれない。

そうやって試行錯誤した先にある、

「できた!」「分かった!」「もう一回やってみたい!」

という経験を積み重ねてほしいと思っています。

支援者が「子どもを動かす」のではなく、「できる環境」をつくる

私たちが支援するときに大切にしている視点があります。

「できることに目を向ける」「『正しさ』だけではなく、まず気持ちに寄り添う」「子ども自身が選べる場面をつくる」

という3つです。

大人が先回りして全部やってしまえば、早く終わることもあります。

大人が「正解」を教えれば、その場ではうまくできるかもしれません。

でも、私たちが育てたいのは、大人に言われた通りにできる力だけではありません。

必要に応じて、写真やイラストなどの視覚的な手がかりを使う。手順を分かりやすくする。言葉を添える。環境を調整する。

そのうえで、できるところは子ども自身に任せてみる。

「できない理由」を探すのではなく、「どうすればこの子ができるだろう?」を考えることが、私たち支援者の役割だと思っています。

スワールの中だけで「できる」をゴールにしない

学習、SST、調理、制作、運動、外出、季節行事、地域でのさまざまな体験。

一見するとまったく違う活動ですが、スワールキッズでは、その一つひとつを5つのポータブルスキルにつながる経験として考えています。

そして、スワールキッズの中だけでできるようになることがゴールではありません。

家庭へ。学校へ。地域へ。そして、その子の将来の生活へ。

身につけた力を少しずつ持っていってほしいと思っています。

スワール合同会社の理念は、

「子ども達が自立して生きていく力を育む機会と環境を提供し、夢や目標に向かって挑戦し、人生を楽しむ人になることを目指します。」

です。

子どもたちがこれから先、環境が変わったり、うまくいかないことに出会ったりしても、自分を知り、人とつながり、必要な助けを借りながら、「じゃあ、どうしよう?」と考えて次の一歩を選べること。

そして、自分なりの夢や目標に向かって挑戦し、「自分の人生って、なかなかいいな」と思えること。

そんな未来につながる経験を、これからもスワールキッズで一つひとつ積み重ねていきたいと思います。

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