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当教室では、万が一のアレルギー反応(アナフィラキシー)に備え、職員を対象とした「エピペン®注射の使用研修」を実施いたしました。
エピペン®注射 研修資料(デモ機使用)
目次
【目的】
アナフィラキシーが発生した際、迅速かつ適切にエピペンを使用できるよう、正しい知識と実技を習得する。
【対象】
職員全員(正職員・パート含む)
【所要時間】
約30〜45分(説明20分、実技演習15〜25分)
【研修内容】
1. アナフィラキシーとは(5分)
– 急激に起こる全身性のアレルギー反応
– 原因:食物(卵・乳・ナッツなど)、昆虫刺傷、薬剤など
– 主な症状:息苦しさ、じんましん、嘔吐、意識低下など
2. エピペンとは(5分)
– 自己注射型アドレナリン製剤
– 一時的にアナフィラキシーの進行を抑える
– 医療機関に到着するまでの命を守る「つなぎ薬」
3. 使用タイミングと判断(5分)
– 「明らかに体調が急変した」場合に即使用
– 医師から処方されている児童は、保護者と事前連携が必要
4. 使用方法(5分)
① 青い安全キャップを外す
② オレンジの先端を太ももの外側に直角に押し当てる(衣服の上からでも可)
③ 「カチッ」という音がしたら10秒間固定
④ ゆっくり引き抜き、使用済みとわかるように保管
⑤ 救急要請と保護者連絡をすぐ行う
【実技:デモ機を使った演習】(15〜25分)
– 職員全員がデモ機で練習
– 手順・動作・声かけを確認
– 状況想定ロールプレイ(任意)
【参考動画】
動画で正しい使用方法を確認できます:
https://youtu.be/caZv1Zwznis?feature=shared
【注意点・補足】
– 本人のエピペンを誤使用しないよう管理を徹底
– 使用後は必ず医療機関を受診
– 使用報告を作成し、保護者と情報共有
– 定期的な研修の継続を推奨